学校法人業務における損をしない契約書の実務とは?

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学校法人に勤めていたらやたらでてくる契約・・・。

今日は「契約」について考えてみたいと思います。

契約の基本知識や契約交渉のポイント について

契約とは当事者に権利や事務を生じさせる「約束」のことであり、業務においてもあらゆるところに存在しています。

そこで一番身近なところで注意が必要なのは、口約束でも成立するということです。

例えば、学内の担当者が業者との見積り交渉を有利に進めるために、「きっと大丈夫です。貴社にお願いしますから」と軽い気持ちで話していたが、

大学側の何かしらの都合により契約ができなかった場合、「契約締結交渉過程における過失」に相当し、損害賠償請求をされる可能性があります。

また、業者との共同プロジェクトなどの交渉過程においては「言った・言わない」トラブルを
避けるためには、書面に記録することが大切で、可能であれば証人となるものを同席させるのが望ましいです。

業者との信頼関係を過信せず、常にリスクを考え行動しなければならないのです。

契約書の常識・非常識や契約違反への対応 について

契約書の作成には十分注意しましょう。具体的な注意点を紹介します。 

①「署名」と「記名」の違いについて

署名は自筆で名前を書くことである。記名はゴム印やワープロで、実印がなければ法的効力はないのです。

②「捺印」「訂正印」「捨印」「割印」「契印」の使い分けについて

特に「捨印」は契約内容の変更に伴う訂正の手間を省くためのものだが、不用意に押印してはならないので注意してください。

③パソコンの文字変換や表現の誤りに注意が必要。

「○○したとき」と「○○した時」、「速やかに」と「直ちに」など、まったく別の意味になるため。

契約書について、点検の一番のポイントは、自分に有利な内容を引き出させるだけでなく、不利な内容を排除するよう努めることで、表現方法はあいまいではなく、正確でなければなりません。

今後契約書を確認するとき、非常に役立つポイントとなります!

<まとめ>

今日のテーマは「損をしない契約」です。

契約交渉時にしっかりとポイントを押さえて進めることで、見解の相違やトラブルが軽減されます。

その結果、スムーズに交渉が進み、時間やコストの削減につながります。。

また、知識不足が原因で自分たちにとって不利な契約を結んでいるが、それに気づかない企業や消費者が多く存在しているため、そうならないよう十分点検することが重要です。

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