フィンランドの高等教育の特徴、日本との違いは?職業教育が充実しているってほんと?

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こんにちは。

日本でも安倍政権のもと、高等教育の無償化、高大接続改革が謳われています。

本日は、世界でも教育システムが最も進んでいると言われている国、フィンランドについて

語りたいと思います。

人口550万人(北海道と一緒くらい)のフィンランドが、

どのように教育を充実しているのか調査しました。

平等が精神

フィンランドの教育の原則は全員が平等に教育を受けることができるという精神を大事にしています。

歴史的背景、貧富の差、居住地に関係なく、平等な教育が受けれるのです。

フィンランドの教育機関は「教育文化省」「フィンランド国立教育委員会」の2つに分かれています。

No dead-ends in the education systemということでゼロ歳からの教育が充実しています。

例えば6歳では週4時間の就学前教育、7歳〜15歳は9年間の基礎教育(初等教育〜中等教育)が行われます。

10学年目については、落ちこぼれではなく、弾力的な年として、

内申書の充実などを理由に、自発的に10学年目に進むことができます。

6万人の卒業生がいるとして、年間2000人程度が10学年目に進むようです。

基礎教育の卒業後

基礎教育卒業後は通常の高校(3年)、職業学校となる後期中等教育機関(3年〜4年)のいずれかに進むことになります。

一度に両方通って、4年間で卒業することも可能です。

高校や職業学校を卒業した後は、大学や職業大学で学士、修士を取る、

或いは博士(Dr)を取得する人もいます。

出展:https://www.slideshare.net/katerinamavrodi5/education-infinland-2

高等教育に進むためには当然入試もありますし、基礎教育時点の内申書も大変重要になってきます。

印象としては、落ちこぼれを作らないということで、

良いシステムになっていると感じました。

データで見る教育

2016年度のデータですが、57615人いる基礎教育終了後の進路については、

52.7%が普通高校(2001年は54%)へ、職業学校が42.5%(2001年は35%)へというような

データになっています。

他のヨーロッパ連合の国と比較すると普通高校の進学が圧倒的に多い他国に比べて、

職業学校の人気が根強いことが、特徴です。

フィンランドの教育の特徴

フィンランドは徹底した平等の精神が浸透しています。

一部の例外を除いて、フィンランド人であれば小学校から大学、大学院まで

無料です。就学前教育も無料です。(託児所は、保護者の所得により変動)

なお、教材も無料です。

なんと給食も税金で賄っています。(70年以上前、世界に先駆けて給食の無料化を推進しているのがフィンランドだそうです。)

カリキュラムは、10年ごとに更新されます。

全国的にカリキュラムは統一されていますが、一部地域によって

ドイツ語、英語に強化しているというようなことは見受けられます。

自治体や学校の方針に任せるということで、

全国の学習指導要領以外に国ががっつり教育に介入することはありません。

教科書もありますが、使用するかは学校によってまちまちです。

またフィンランドにおいて教師は人気の職種の一つで、

10人に1人という高い倍率を生き残らないと、教師になれないとのことです。

ふむ、教育制度はしっかりしてそうだな、

じゃあ浪人は?というようなことも調べてみましたが、

日本のような予備校はあまりないそうで、

法律や医者を目指す高い専門性のある分野については民間の

高い講座を受けるようです。

いかがでしたでしょうか?

日本の今後の教育の方向にも注目が集まりますね。

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