大学や専門学校で話題になっている高大接続改革について説明します。

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こんにちはマシャです。

高大接続改革が積極的に推進され、高校、大学の教育改革と入学者選抜の改革が

急速に行われていますね。
背景としては、世界の変化と日本社会の変化が激しくなっていること、
グローバル化の進展と共に、以下4つの変化が起こっています。
・企業活動にスピードが求められる
・仕事の質が高度化
・量から質への転換(厳選採用)
・海外採用、外国人留学生採用の増加
 
これらの企業を取り巻く環境の変化から、今までと同じ教育を日本国内で続けていては、これからの時代に通用する力を育めない。
どのようにして、社会で通用する人材を育てていくのかが課題です。
 

国をあげての社会で活躍するために必要な能力・スキルの育成

経済産業省の調査により、学生と企業それぞれで、学生が身に付けていると思う能力、不足していると思う能力にはズレが生じていることが明確になっています。

学生の認識では、「粘り強さ」「チームワーク」「主体性」「コミュニケーション力」などは十分足りているが、企業から見ると不足しています。

これらの能力は短期的に身に付けるものではなく、長期的に身に付けるスキルであるので、幼児期から高等教育までの長いスパンで教育を推進していくこと望ましいです。

そのため各学校段階で切れ目のなくキャリア教育を推進していくことが検討されています。

高大接続改革

(1)改革の目標

改革の目標は、教育で「生きる力」を育てること(p.10)。生きる力とは、豊かな人間性、健康・体力、確かな学力の3点の総称。確かな学力とは、学力の3要素

①基礎的・基本的な知識・技能、

②それらを活用する思考力・判断力・表現力

③主体的に学習に取り組む態度のこと。

この学力の3要素をどのように評価するのかが課題です。

 

高校教育改革

・学習指導要領の根本的な見直し「何を教えるか」から「どのような力を身に付けるか」へ
・「アクティブ・ラーニング」の充実
・「高等学校基礎学力テスト」を導入

 

大学入学共通テストの導入

いわゆるセンター試験の廃止ですね。

アドミッション・ポリシーに基づき学力の3要素を多面的・総合的に評価

十分な知識・技能、思考力・判断力・表現力、主体性・協働
 

AO入試 ⇒ 総合型選抜

9月1日以降出願、11月1日以降合否発表

推薦入試 ⇒ 学校推薦型選抜

11月1日以降出願、12月1日以降合否発表
 

一般入試 ⇒ 一般選抜

高校3年生早期の出願、選抜、合否発表を避けるためそれぞれの日程は後ろ倒しされる。

また、各大学や大学間連携で、ICTを活用した「主体性等」を評価する一般入学試験の
モデル(eポートフォリオとインターネット出願の連動)が開発されています。

大学入学選抜者に求められる変化

今後は画一的な一斉試験で知識の再生を問う評価ではなく、多面的・総合的な評価となります。
・センター試験の廃止⇒「大学入学希望者学力評価テスト」の導入
・AO入試・推薦入試・一般入試の区分廃止⇒新たなルールの構築
・各大学のアドミッション・ポリシーの明確化⇒求める学生像だけでなく、選抜基準・評価方法も明示されます。

まとめ

高大接続改革とは、

① 従来型の教育では世界の変化に対応できない。そこで受動的な学びではなく、アクティブ・ラーニング=能動的な学びの場に変える。思考力・判断力・表現力など、多様な力を育む。

② 高校、大学、社会でも求められる能力がバラバラの状況を変えるため、高校と大学の接合点、大学入試も変えていく。

③ 大学入試は、面接やポートフォリオなどによって総合的に評価するものに変える。と言われており、現状の大学入試に向けた詰め込み型の高校教育や主に暗記力を計るようなペーパーテスト中心の大学入試、そして、その後の大学教育を改革していく必要がある。

特に、教育においては、主体性を持ち多様な人々と協力して学ぶことのできる「アクティブ・ラーニング」を充実させていき、

「生きる力」(豊かな人間性、健康・体力、確かな学力)を育む教育が重要であると話された。
高校教育において、夢や目標をもって主体的に学べる環境が今以上に整備されていけば、

一人ひとりの個性を生かした将来の職業選択の幅が広がり、さらにその後の職業教育の重要性も認識されるのではないかと考えます。

いかがでしたか?

高大接続改革ということで、今後の日本の教育がどんどん変わっていきそうです。

18歳人口が急減する中、今後の動きに注目です。

高大接続改革について

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